CVSサーバー構築&データ移行
CentOS5.5
注意:下記は、すべてsu -
- インストール
- cvsユーザーの登録
# useradd cvs
- データの移行
元々のサーバのcvsフォルダを圧縮し、新サーバーの移動しておく
# unzip cvs.zip
上書きしても良いか?と聞かれるので、全て上書きにする
- リポジトリの所有権を変更
# chown -R cvs /var/cvs
# chown -R :cvs /var/cvs
# chmod 775 /var/cvs
これをやっていないと、Permission deniedとか言われる。
- リポジトリの初期化
今回は、/var/の下に作成したが、cvs initとすると、/varの下に作成される。
# cvs -d /var/cvs init
- 起動設定
cvspserverファイルがないので、CVSサーバが起動出来るように作成する
# vi /etc/xinetd.d/cvspserver
cvspserverの内容は、下記
service cvspserver
{
socket_type = stream
user = root
wait = no
server = /usr/bin/cvs
server_args = -f --allow-root=/var/cvs pserver
}
- ファイルの権限変更
# chmod 644 /etc/xinetd.d/cvspserver
- xinetd起動
# /etc/init.d/xinetd start
- xinetd自動起動設定
# chkconfig xinetd on
- CVSへの接続確認
CVSサーバ(192.168.1.1、元々testユーザーという方が存在していた場合)の準備が出来ましたので接続確認をしておきます。
まずは、コマンドでログイン出来るか確認してみます。
cvs -d :pserver:test@192.168.1.1:/var/cvs login
パスワードで認証後、なにも表示されなければ正常にログイン出来ています。
ログアウトは以下のコマンドで行います。
cvs -d :pserver:test@192.168.1.1:/var/cvs logout
ここまでOKでも、Eclipseからpserverで接続できない場合がある
その場合は、元々の環境とリポジトリのフォルダの権限を確認
以下のエラーが出た場合
- pserver
- test@192.168.1.1:/var/cvs に接続できませんでした: No route to host: connect
- ファイヤーウォールの設定変更
# vi /etc/sysconfig/iptables
を追加する
# /etc/rc.d/init.d/iptables restart
- SELINUXの設定変更
# getenforce
Enforcingの場合、変更する
# SELINUX=disabled
# setenforce 0
- CVSアカウントの追加
test(ユーザー名)でCVSアカウントを追加する場合
# cd /var/cvs/CVSROOT
# htpasswd -c passwd test
# vi passwd
test:(暗号化されたパスワード):cvs
と変更する。(-cは、passwdファイルが無い場合のみ)
- CVSアカウントの編集
test(ユーザー名)でCVSアカウントを編集する場合
# cd /var/cvs/CVSROOT
# htpasswd passwd test
#vi passwd
test:(暗号化されたパスワード):cvs
と変更する。
編集する場合は、パスワード以降が消えてしまうので、viにて必ず編集
ちなみに、cvsは、1.11.17(旧)→1.11.22(新)に変わったが特に何もなく動いています。