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井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻

和とケガレについての話について、面白かったが、それ以外も面白かったので、書き出してみた。

P.123の「一神教には、その「妥協点」がない。」
多神教に比べて、一神教って諸刃の刃だと思う。
いい方に傾けば、すごくいいものだろうけど、悪い方に傾くとすごく悪いものになってしまう。

そういえば、松岡正剛の本(17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義P.119)で、「これらの一神教が生まれたのは、いずれも砂漠の風土でした。」(ここで述べられているこれらの一神教とは、ユダヤ教ゾロアスター教イスラム教)と書かれており、砂漠の環境が一神教の考えに影響したと書かれています。

砂漠では、妥協する事が許されない環境なので、一神教の考え方でも妥協点がなくなってしまったのでしょうね。

P.137の「宗教は、人間の基本的な行動を決定するものである。」
この考え方って、日本人には、あまり無いですからね。
村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則で、世界で働く為には、宗教の考え方が必要だと述べています。
日本の常識が、世界の常識ではない。
考え方やルールが違うのです。
その事を理解しないとね。

歴史を理解するには、宗教を理解しないといけない。
グローバルな仕事をするには、宗教を理解しないといけない。

それぞれの宗教は、村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則で概略を理解できるので、読み直さないと。